わきが治療 ここがポイント|名古屋【エースクリニック】

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「手術」と言って、まったく心理的抵抗のない人はほとんどいないのではないでしょうか?
「できれば手術なんてしたくない」というのがホンネなはずです。

それでも手術を行うというからには、手術でないと得られない効果を期待して行うわけです。
ですので、当然、高い効果の得られる手術でなければ行う意味がないと言えます。

また、手術というのは、少ないながらもリスクを伴います。基本的にノーリスクな手術というのはありません。

ですので、手術を行う場合のポイントは
(1)いかに効果の高い手術を行い
(2)いかに手術に伴うリスクを最小化するか
ということになります。

効果の高い手術とは?

臭いの元はアポクリン腺ですが、アポクリン腺を90%除去しても臭いが90%除去されたと感じるわけではありません。

少し例えが悪くて大変恐縮ですが、運悪く犬のフンを踏んでしまったとします。靴についてしまったそのフンを90%取って果たして臭いが90%除去されたと感じるでしょうか?犬のフンを踏んでしまった経験というのは、恐らく多くの方がお持ちでしょうが、ほとんど残らず除去したつもりでも、それでもまだ臭いが取れないという経験はお持ちではないでしょうか?

つまり、臭いの元をどれだけ除去したかということとどれだけ臭いが残っているかということとの間には、もちろん因果関係はありますが、比例はしないということです。

この例からもわかるように、臭いの除去効果の高い手術とはそれなりにアポクリン腺を取り除くというレベルではなくて、感覚としては徹底的にアポクリン腺を取り除くというものになるはずです。

徹底的にアポクリン腺を取り除くには

では徹底的にアポクリン腺を除去するためのポイントにはどのようなものがあるでしょうか?
当院では以下の点が重要だと考えています。

①術式の問題
物理的にアポクリン腺を除去できる方法であり、かつ徹底的に取れているかをチェックできる方法であること

②範囲の問題
なるべく広範囲でアポクリン腺を除去すること

③術者の問題
しっかりと術者がアポクリン腺を取っていること

ただし、徹底的にアポクリン腺を取り除くといっても、100%完全にすべてのアポクリン腺を取り除くということは不可能だと考えた方が良いでしょう。肉眼的に見て徹底的に残らずアポクリン腺を取り除くといのは、感覚的には99%以上アポクリン腺を取り除くというように考えてください。

なぜ100%アポクリン腺を取り除くことが不可能かについてはこちらをご覧ください。

①当院で行っているマイクロシェーバー法、反転剪除法ともに①の条件を満たす手術方法です。
反転剪除法については皮膚を数センチ切開しているのでアポクリン腺がきちんと切除されているかどうかの確認は容易です。
マイクロシェーバー法についても、切開自体は5mm程度ですが、皮膚をつまんで折りたためば切開部位と重なった部分のアポクリン腺が除去されているかの目視での確認は難しくはありません。
つまり、両者ともに目視でのアポクリン腺除去の確認が行える手術ということになります。

②腋毛の有毛部にアポクリン腺は密集していますが、それよりも広範囲に散らばっていると考えられます。そのため、有毛部よりもさらに一回り大きい範囲で手術を行っています(拡大手術)。
特にマイクロシェーバー法では体幹側へさらに拡大して皮下を削除するようにしています(反転剪除法では困難)。結果、マイクロシェーバー法では1.5回り大きい範囲で除去しているイメージになります。

③わきがの手術には、決して多くはないものの、術後の合併症の問題があります。
合併症が一旦生じると治療が長期に及ぶこともあり、手術自体は適正に行われていたとしても、患者様が不信感を抱きやすいと言えます。このような事情により、術者を常にアンダーな手術へと方向付ける力が働きます。アポクリン腺をあまり取らない方が術後のトラブルもなく、治りも早く、傷もきれいだからです。
仮に控えめに手術を行った場合でも脇の下のアポクリン腺の70~80%くらいは取れると思いますが、それではダメなのは前述の通りです。
本来は目視でしっかりアポクリン腺を取り除ける反転剪除法であっても、あまりアポクリン腺が除去されていないケースは実際のところ多く見受けられます。

リスクを最小化するために

アポクリン腺を徹底的に除去する類いの手術の場合、脇の下の皮下に巨大な空洞ができます。そのため、術後にはこの空洞を上から圧迫して潰してさらに皮膚が下の組織とくっつくまでは動かさないようにすることが非常に重要です。
そのため、術後の安静を必ずお願いしています。安静というのはこの場合、肩関節部位の安静です。ベッドの上で一日中寝ていないといけないということではありません。

弊院からのお願い

わきが手術は決して安易に受けないでください

自分の体のことなんだし安静を指示されているのだから安静にしておこうと大方の方は考えてくださるのですが、残念ながら守っていただけない方も一部いらっしゃいます。テープや包帯による圧迫を勝手に外して数日間そのままであったり、驚くことに皮膚に縫い付けてあるタイオーバー(保険手術の場合)まで自力で外してきてしまう人も年に1人くらいいたりします。暑くて寝苦しかったであるとか、圧迫感が不快であったとか、きっとご本人様なりの理由があるのでしょうが、指示に反することをされてしまうと、最終的にはご自身のためになりません。

このような場合、結果的に何もなければいいのですが、やはり合併症が起こることもあります。合併症は一旦起こると通院、処置を繰り返す必要があり、場合によっては治癒に長期を要すこともあります。それは結局のところご本人様にとっても大変面倒なことになりますので、どうぞ当院からの指示をお守りいただきますようお願いいたします。

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