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ガーゼテスト

ガーゼテスト

わきがを診断する際に必ず行うものにガーゼテストがあります。当院でももちろん行います。

ガーゼテストというのは脇の下にガーゼを5分間はさんでもらい、そのガーゼの臭いを医師(あるいは医療従事者)が直接嗅いで腋臭の程度を実際にチェックするものです。あるいはガーゼで脇の下の皮膚を強めにこすり臭いをチェックする方法を取ることもあります。このガーゼテストは、よく行う方法ではありますが、あくまで医師の主観的な判断による評価なので客観的な評価方法ではありません。

わきがかどうかを診察するのだから、まずはその臭いを直接的にチェックしてみようというのは当然かつ自然な流れですが、医師はこれだけでわきがかどうかの判定をしているわけではありません。というのはガーゼテストの問題点として、

  • ・医師の主観的な判定方法である。
  • ・臭いがほとんど出ていないときも結構ある。
  • という点が挙げられます。

    残念ながら、臭いを客観的に評価できる簡便かつ信頼性の高い検査方法は今のところありません。臭いを主観的に判断するというときは鼻が良いかどうかといったことの他に、医師の体調などの問題もあります。また、アポクリン腺の活動は一日を通して一定ではなく、情動刺激によって活動性を増すという性質上、たまたま臭いがほとんどないときにガーゼテストを行っていることも普通によくあります。とはいえ長時間その人に張り付いているわけにもいきません。

    結局、ガーゼテストを行って言えることというのは、「そのときに臭いがあればわきがであるけれども、そのときに臭いがなくてもわきがではないと言えない」ということなので、必ず行うものではあるけれどもそれほど信憑性も重要性も高くないテストと言えます。

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